サファイアブルーの夕暮れ
サファイアブルーの夕暮れ
作:エリザベス・パワー
訳;上村悦子
ハーレクイン・ロマンス
2000年6月20日発行
株式会社ハーレクイン
640円
ハーレクイン・ロマンスはいつ頃から書店に並ぶようになったのか、それはもう記憶にはないが、女性に特定されたジャンルということで見向きもしてこなかった。けれど、のぞき趣味で読むことにした。
エッチな小説かと期待していたら、残念ながら違った。けれど女性に尋ねると、女性には充分にエッチらしい。
アメリカ人女性がイギリスで気球に乗る冒険をしていたところ、墜落した。民家に。その民家はとてつもない富豪で、主は車椅子に乗ったイケメン。物語はそれぞれ気になるライバルを挟みながらも、濃密に感じるようなやりとりがあって、例のごとくやきもきさせる場面も用意してあってゴールインする。そのときはイケメンは自らの足で立てるようになっており、万事ハッピーエンド。性交シーンはほんのわずかだ。女性には男との濃密な駆け引きがエッチになるらしい。男には女性の裸の描写がないし、エクスタシーの具体的な描写がなく物足りないのだが、それでもやはり濃密さは感じられる。
何で読みたくなったか思い出した。新しい表現による新しい刺激が欲しかったんだ。
男向けのエッチ小説の大半は犯罪小説か、性器の描写にこだわりすぎたり、性器の挿入、精液の発射が大げさで、しらけてしまうのが多いのだ。
ハーレクインに近いのが、ひょっとすると団鬼六作品だったりして・・・。
また次のを読んでみよ。ハーレクインに壮年の男がハマッたりてか。
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