2006年10月 9日 (月)

あっと驚く三手詰

あっと驚く三手詰 森 信雄 講談社
950円 2000年10月16日 第1刷

  将棋の世界に引っ張ってくれる

将棋はまともにやったことは一度もないが、詰将棋は面白さを感じ始めている矢先、本書が目にとまった。
三手詰なら初心者の私にもできるだろうと取りかかった。毎日コツコツと1、2問解いていき100問まで来た。本日はそれを記念して最後の200番目に挑戦。ラクラク解くことができた。
わたしは将棋の常識にこりかたまったベテランではないので残念ながら「あっと驚く」ことはなかったが、やさしめの問題こそ頭脳がよく働くといわれているので、将棋脳を育成するのにも、ボケ防止にも役に立ったと思う。
ちょっとガンバルとデキル、これが意欲の原点だが、将棋の世界に引っ張ってくれて、森さん、ありがとう!

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2006年3月29日 (水)

ぼくがバス釣りをやめた理由(わけ)

ぼくがバス釣りをやめた理由(わけ)
  在来種を滅ぼす侵略者を止めろ!

植村 誠

大月書店
2003年9月12日第1刷
1500円

        ぼくがバス料理をやめたわけ   

 著者の性格がそうだからなのか文体はとても静かで、味付けの濃い本から飛び移ってパラパラめくるとどこのページにも目がとまらない。けれど、改めてこちらも静かにして読み出すとなんと優れたルポルタージュではないか、としみじみ感じる。
 2005年の1年間、わたしはバス駆除とバス釣りの折衷案として「親子でキャッチ&クッキング」に取り組んでみた。おかげで魚を三枚におろすことができるようになったりと、釣りを総合的に楽しんだのだが、本書ではこの行為にも警告を発している。
 バスに有用性を与えてしまうというのだ。実際、まったくその通りだった。バスのフライを試食した方々は口々に「おいしい!」と誉めてくれたのだ。そして矛盾を実感したものだ。「おいしい」といってくださったお気持ちは嬉しい。けれどおいしい魚を駆除するのはどうか、と。日本人は食べ物を大切にする国民である。おいしい食材なら神聖な思いすら感じる。バスを産業廃棄物的に駆除するにはヤバイ要素ではないかと思ったのだ。
 むしろ著者は、釣り人のマナーから切り込んでいる。密放流されたバスを楽しんで釣れるか、という提起はいいと思う。ただ、バサーに限らず、そもそも釣り人一般のマナーが悪すぎる現状では、これもニガニガしい。著者同様(?)、一人でも釣りそのものから身を引くのが最良の方法だろうと思う。

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